学習習慣が身についていない生徒の成績を上げるにはかなりの時間を要しますが、学習習慣はあるのに方法を間違えている生徒の成績は、指導によって比較的短期間で上がります。
そんな生徒は地図を持たずに目的地へとさまよっているようなもので、努力しても結果が出ないのは当然です。
入塾相談で学習方法を聞いていてみると、それではいつまで経ってもできるようにならないだろうと思えることが多くあります。
多読が大切だといって英文を目で追っているだけの生徒、文法は不要だといって英語のルールを知らずに英文を読み書きし続けている生徒、実用英語が大切だといって英会話で英語をマスターしようとしている生徒、いずれも求める結果が出ていないならば正しい方法に切り替える勇気を持たないといけません。(多読に関してはブログ「多読の危険性」、英会話に関してはブログ「使える英語とは?」をご覧ください。)
他にも、時間と労力を継続的に費やしているのに結果が出ていないならば、それが正しい方向を向いた努力なのか改めて考えてみてください。
特に英語が苦手な人は、ラクをして英語ができるようになる方法を求めがちですが、そうすると間違った方法に足を踏み入れてしまいます。過度にキャッチ―なフレーズには気をつけてください。
継続した努力+正しい努力で英語力を上げましょう!
