辞書は必須です

投稿:2025年5月19日更新:2025年5月20日塾長のブログ

皆さん、英語の勉強をする時に辞書を使っていますか?

辞書なしで英語を勉強をするのは、グラブなしで野球をするようなもの・・・イタいですよ!

朝枝塾では授業に必ず英和辞典を持ってくることになっています。

皆さんは英文を読んでいて意味や用法がわからない単語に出くわした時、どうやってその単語について調べますか?場合によっては調べずに推測しながら読むことも必要ですが、今回は、調べる必要がある時にどんな手段を使うかという話です。

①英和辞典を引く
②英英辞典を引く
③単語帳で調べる
④インターネットで調べる
⑤知り合い尋ねる
⑥見知らぬ人に尋ねる
⑦諦める
⑧「なんでこんな単語使うんだよ、もっとわかりやすい単語使えよ。」とキレる

合格は①か②です。②は①を行った上で行うといいと思います。
実際、予備校でも英語の成績上がる生徒は英和辞典を携帯しています。

③~⑧はアウトです。

③⇒単語帳には主に品詞と意味と例文が記載されていますが、語法は網羅していません。意味と例文においても数が少ないですし、代表的な意味しか知ることができず、その場しのぎになってしまいます。

④⇒辞書のサイトならまだしも、ただ和訳だけ出てくるものは③と同じです。辞書のサイトならいいかというと、様々なマイナス要素があるのでこれで単語を調べることは勧めません。朝枝塾では禁止です。

⑤⇒教えてくれる知人が近くにいないと勉強できません。

⑥⇒ハートの強さは認めますが、英語力は上がらないでしょう。

⑦⇒諦め癖は驚くほどすぐに身につくので気をつけましょう。

⑧⇒今後がちょっと心配です。

そもそも英単語の何を知る必要があるのかを知らないと、辞書を引くことの大切さを理解できないでしょう。

英和辞典で確認することは、主に発音・品詞・日本語訳(ニュアンス)・語法です。(今回は、発音・発音記号に関しては触れません)

例えば、teachは、動詞「教える」で、主に学科や方法などを「教える」時に使います。語法上の重要な点は、目的語を二つとることができるということです。

つまり、teach  物(事)とすることができます。

tellも、動詞「教える」の意味ですが、学科などを教えるのではなく、「道をおしえる」、「電話番号をおしえる」など、主に情報や理由を「伝える」ような時に使います。

teachと同様、 物(事)と目的語を二つとることができます。

一方で、explainも動詞ですが、teachtellのように目的語を二つとることはできません。

つまり、explain  物(事)とはできず、
explain 物(事) to 
又は、explain to  that節/疑問詞節になります。
意味は「説明する」で、理解しやすい様に伝えたり、理由を伝えたりする時に使います。

このようなことが、英和辞典には載っているのです。更に、英英辞典を使えばニュアンスに関して、より詳しく知ることができます。(英英辞典に関しては、ブログ「英英辞典」、「英英辞典(続き)」をご覧ください。)

辞書を引くことが大切だとわかったら早速実行しましょう!
効果が出てくれば辞書を「読む」ことさえ面白いと感じられるようになりますよ!