勉強ができる生徒を見ていると、以下のことが習慣化されている傾向があります。
誰にでもすぐにできることですので、実行してみましょう。勉強によい影響を及ぼすはずです。
①約束を守る
できる生徒は約束を守ります。
人との約束を守る人は、自分に対する約束も守ります。
約束を守るということは相手に迷惑をかけないというだけでなく、自分の成長にも繋がるのです。
一方、提出物の提出期限を守れなかったりなど、人との約束を守れない生徒は、自分に対する約束も守れていないものです。こういった生徒は「今週中に〇〇を終わらせる」と決めたとしても実行できないので、なかなか勉強ができるようになりません。
②言い訳をしない
言い訳をするということは、結果にフォーカスを当てていないということです。
遅刻した際に開口一番、「電車が遅れていて」とか、「駅のトイレが混んでいて」と言う生徒は、自分にとって「予想外」のことが起きたから仕方がないと思っていて、相手に迷惑をかけたという「結果」を見ていません。
自分は悪くないと思っている以上、改めることも成長することもないのです。
できる生徒はそういった事を「想定内」と捉えているので、この程度の事では遅刻しません。
たとえ遅刻してしまったとしても結果を受け入れて、まず相手に謝ります。そして失敗を次に活かすのです。
結果が大切であると思うからこそ、プロセスを大切にするのです。
③挨拶と返事をする
できる生徒は相手の話をよく聞き、反応をします。そしてその基本である挨拶と返事を自然にします。
挨拶や返事をしないなど、反応がない、あるいは薄い生徒には、重要な伝達事項や授業内容が伝わっていないということがしばしば起きます。
こういった生徒は日常生活において他人に支えられているという認識が弱く、その結果、人との関わりを大切にしていないように思われます。誰しも人の力を借りずに生活することはできません。イヤホンをして入室してくるなどもってのほかです。
周囲に気を配り、他者の声に耳を傾けましょう。
なにも愛想良く挨拶や返事ができなくてもいいのです。人とコミュニケーションを取ろうと心がけることが大切です。
今回の内容は子どもだけではなく大人にとっても大切な事ですから、私たちも気をつけないといけないですね。