先日、財務省が2040年までに私立大学の少なくとも250校を削減する必要があるとの数値目標を公表しました。 (公表したのは文科省ではなく財務省です。) これは私立大学の40%に相当します。
18歳人口はピーク時の205万人から、現在は半数近くにまで減っている一方で、私立大学の数は1.6倍になり、その結果、現在私立大学の半数以上が定員割れになっています。既に大卒という肩書自体に価値はなくなりつつあり、「どこの大学で何を学んで身に付けたか」がますます大切になっていきます。
反対意見もあるようですが、本当に学生のことを考えるならば大学の数・定員は減らして、大学レベルで学ぶ努力ができる生徒を選抜すべきでしょう。
大人の都合で大学の数を増やした結果、ラクして入学できると「勉強が大嫌い」な生徒がこぞって大学へ押し寄せることで、中学生レベルの講義を行っている大学もあるのは周知の通りです。
本来、大学は最先端の研究と高いレベルの教育を行う場所であり、このような状況は学生自身のためにもならないと思います。
そもそも中学生レベルの内容ができない状態で大学受験資格を与えている、つまり、勉強していないのに卒業させている高校がある現状を変えないといけません。
更には中学校教育、もっと言うならばそれより前における教育の見直しの必要があります。
大学で学びたければ大学が求めるレベルに到達するための努力が必要です。
それをせずに大学に授業レベルを合わせてもらっていて本当にいいのでしょうか?
相手や環境に自分が合わせようとせず、合わせてもらう「自分らしく」もほどほどにしないといけません。
