大手企業が新卒の初任給を上げています。
総合商社やゼネコンなどで軒並み初任給が30万円を超えており、中には40万円を超える企業もあり、更にはここ数年での伸び率が50%を超えた企業もあります。
数年で1.5倍になるなんて数年前に入社した人は複雑な気持ちになりますね。(それ以上に40代50代の人にとっての不公平感は大きいでしょう)
他業種と比べて新卒の初任給が低めであったメガバンクでも、三井住友銀行が2026年度入社の新卒社員から30万円にしました。前年から4万5千円も上げたことになります。
ここまで見ると景気のいい話のように思われますが、楽観視していてよいのでしょうか。
人手不足による需給のバランスという視点においては自然なことであるとも言えますが、まだ何のスキルも持っていないポテンシャル採用である新卒社員の初任給がここまで上がっている現状は、ある意味バブルと考えるのが自然です。実体のないものはいつか弾けます。
多くの企業にとって人材不足への対応は優先課題であり、今後ここまでして新卒を採用しなくても対応できるように動いているのです。
既に新卒ではなくスキルのある中途採用に力を入れる動きもあります。
更には外国人労働者の採用、AIの活用などによって近い将来、新卒というだけで厚遇されることはなくなり、再び企業側が優秀な学生を選別する「買い手市場」にシフトしていくでしょう。
実際、主要企業を対象にしたあるアンケートでは、2027年度入社の新卒採用を前年度実績より「減らす」と回答した企業が、「増やす」と回答した企業を5年ぶりに上回ったそうです。もう既にそういう動きになっているということです。
新卒に限らず、ユルユルになっている時代に甘んじて「楽勝だ」と怠け癖をつけた人は淘汰されていき、時代に流されず目標を定めて成長していく人が必要とされていくことになるはずです。
転ばぬ先の杖と考えて今からやるべきことを行っていき、将来、過去の就活バブルを振り返ってただただ羨ましがることのないようにしましょう。
皆さんにとって今やるべきことは、目の前の受験勉強に全力で取り組むことではないですか?
そうとわかったら今から頑張りましょう!
